子供のチョコレートは何歳から食べていい?虫歯や肥満の影響は?

 

子供はチョコレートが大好き!

一度食べたらもう、チョコレートのとりこになってしまい、困っているママも多いのでは?
チョコレートを食べると虫歯や肥満、アレルギーなどが心配ですよね。
子供にチョコレートをあげる年齢の目安と食べる量、体への影響について調べてみました。
さらに日本と世界ではこんなに違う、チョコレート事情もご紹介します。

 

この記事でわかること
  • 子供にチョコレートを食べさせる年齢や量のめやす
  • 体への影響について
  • 虫歯予防について
  • 世界ではチョコレートを推奨している

 

スポンサーリンク

チョコレートって何歳から食べていいの?

子供がぐずったり、機嫌が悪い時に気を引くため。

おりこうにできた時のごほうびに。

いくらママが気を付けていても、おじいちゃんおばあちゃんがあげてしまったり・・・チョコレートの誘惑はあちこちにありますよね。

実際に子供がチョコレートを食べても大丈夫な年齢はいくつからなのでしょうか?

みんなは何歳でチョコレートデビューした?

まずは、世の中のママたちが何歳でお子さんにチョコレートを食べさせたのかを見てみましょう。

出典:子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」

【子育てボーダー調査】チョコ・アメ・スナック菓子は何歳から?

アンケート結果を見ると、2歳~3歳でチョコレートを食べさせたというお母さんが多いようですね。

こぺままも、「1歳は早いけど、2歳を過ぎて欲しがったらあげてもいいかな・・・でも、できれば3歳くらいまでは食べさせないでおきたいな」と思っていました。

そんな中、長女いしちゃんが初めてチョコレートを食べたのは、2歳半の時でしたね。

年齢のめやすは離乳食完了後

実は、チョコレートを食べていい年齢には一般的な基準や科学的根拠はないそうです。

というのも、小さな赤ちゃんにチョコレートを与えてどんな影響があるかどうかなんて実験はできないから・・・

なので、ひとつの目安が、離乳食が完了した1歳~1歳半ごろです。

生後5か月~6か月ごろから離乳食が始まり、母乳やミルクなど液状のものから固形の食べ物に移行し、様々な食材から栄養をとりながら、噛む・飲み込むトレーニングを行います。

そして、1歳半を過ぎると幼児食に代わっていくわけですが、この時期は3食におやつの時間もあります。

幼児期のおやつで推奨されるのは、乳製品、ふかしいも、果物、おにぎりなど。

このおやつはあくまでも「足りない栄養素を補う」ものとして与えるので、「嗜好品」であるチョコレートはこの時期にはあげる必要はないということになります。

嗜好品とは
栄養をとるためではなく、味や香りなどを楽しむ飲食物のことを指します。

例えば、お酒やコーヒー、タバコなど。

あれば嬉しいけどなくても困らないもの、という感じですね。

また、お母さんたちはアレルギーにも敏感です。

チョコレートはアレルギーを引き起こすこともあるので、注意が必要です。

様々なアレルギーについて様子を見るのは3歳までと言われますから、やはりチョコレートも3歳くらいまでは食べさせないのが理想なのでしょうね。

とはいえ、きょうだいがいる子供はお兄ちゃんお姉ちゃんがチョコレートを食べていると自分も食べたくなるものです。

そういう場合は、1歳を過ぎていて大人と同じ物が食べられるようになっていれば、少しだけあげても大丈夫と言われています。

チョコレートを食べる年齢のめやす
  1. 理想は3歳ごろ
  2. 世間では2~3歳が多い
  3. きょうだいがいる場合は、離乳食が完了した1歳~1歳半ごろでもOK

※アレルギーなどがないことが前提

 

食べる量のめやすは?

では、子供に食べさせるチョコレートの適量はどのくらいなのでしょうか?

おやつの目安量は体の大きさや活動量にも関係しますが、一般的には2歳までが150kcal程度、3歳以降で200kcal程度なんだそうです。

1日に必要なカロリー
  • 1~2歳 男の子:950kcal  女の子:900kcal
  • 3~5歳 男の子:1300kcal 女の子:1250kcal

おやつはそのうち10~20%なので、

  • 1~2歳 男の子:95~190kcal  女の子:90~180kcal
  • 3~5歳 男の子:130~260kcal 女の子:125~250kcal

参考:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」

これをふまえて、チョコレートのカロリーはどのくらいなのでしょうか?

ひとくちチョコの定番「アルファベットチョコレート」では・・・

【100gあたり】
エネルギー:568kcal/たんぱく質:7.4g/脂質:35.8g/炭水化物:54.1g/食塩相当量:0.14g/(推定値)
天然のカカオポリフェノール:780mg

出典:名糖産業ホームページ

1粒=5gなので、1粒あたり28.4kcalとなります。おやつのめやすとしては、3~4粒くらいでしょうか。

 

板チョコの定番「明治ミルクチョコレート50g」では・・・

【50gあたり】
エネルギー:279kcal/たんぱく質:3.9g/脂質:17.4g/炭水化物:27.7g うち糖質:25.9g 食物繊維:1.8g/食塩相当量:0076g/カカオポリフェノール:354mg

出典:明治ホームページ

明治の板チョコは15分割にされているので、1かけらあたり18.6kcalですね。

カロリーだけでいえば7~8かけら食べてもいいことになりますが、板チョコの半分と考えるとちょっと多いような気もしますね。

 

チョコレートに含まれる成分は?

それでは、チョコレートに含まれる栄養素はどうでしょうか?

チョコレートの原材料は、カカオマス、全粉乳、砂糖、ココアバターなどです。

チョコレートに含まれる成分

  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物(糖質含む)
  • 食物繊維
  • 食塩(ナトリウム)
  • カカオポリフェノール

たんぱく質や脂質、炭水化物は基本的なエネルギーになる成分ですね。

また、カカオマスに含まれるカカオ成分には、カカオポリフェノールカカオプロテインがあります。

チョコレートは健康にもおいしい食べ物

出典:明治プレスリリース(2016年1月)より

カカオポリフェノールには抗酸化作用があり、カカオプロテインには腸内環境を整える働きなどの健康効果が確認されています。

そうなんです。近年、チョコレートは「体に良いもの」という認識が高まってきていますよね。

では、子供には食べさせないようにする理由って一体なんでしょうか?

スポンサーリンク

チョコレートの悪影響ウソ・ホント

子供にチョコレートを与えすぎると、次のような影響が心配されます。

ここでは、チョコレートを食べることで心配される体への悪影響について、検証してみます。

 

虫歯になりやすい?

チョコレートの食べすぎで虫歯にならないか・・・これはママたちが一番心配するところですよね。

虫歯はカカオ成分そのものではなく、チョコレートに含まれる砂糖が原因となります。

本当は!

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには抗酸化作用があり、虫歯予防になるそうですよ!

 

肥満になりやすい?

チョコレートを食べすぎると太ってしまう!?

チョコレートはカロリーが高く、糖質や脂質も含まれるため、食べすぎると太ってしまうのは当然ですよね。

本当は!

カカオ豆の脂質は良質なので、直接肥満の原因にはならないそうです!

 

中毒・依存症になりやすい?

一度チョコレートを食べるとやみつきになって、「もっと! もっと!」とおねだりするようになります。

これは、チョコレートが急激に血糖値を上げるため、すぐに幸せな気分になり、そのあと血糖値が急降下するとまた糖分が欲しくなるからなんだそうです。

本当は!

チョコレートは薬物にも匹敵するほどの依存を引き起こす可能性がありますので、食べすぎには注意!

 

覚醒作用で寝不足に?

カカオの成分には、カフェインデオブロミンが含まれていて、この二つには覚醒作用があり、脳を刺激するため、大人がチョコレートを食べると頭がすっきりしますが、子供が食べると脳が興奮状態になってなかなか寝られないという心配が出てきます。

本当は!

子供には睡眠障害を起こす原因になる可能性があります!

 

味覚形成に影響が?

チョコレートは甘くて濃い味がします。子供の味覚は3歳ごろまでに形成されるそうなので、刺激の強い味に慣れてしまうと、大きくなってからも濃い味を好むようになるそうです。

本当は!

チョコレートの濃い味に慣れると、大きくなってからも濃い味を好んだり、普段の食事を食べなくなるなど偏食になる可能性があります!

アレルギーになる?

チョコレートの主成分であるカカオもアレルギーの原因物質です。

3歳に満たないうちにチョコレートを食べることで、じんましんや呼吸困難、アナフィラキシーショックを起こす場合もあり、最初に食べさせる時は注意が必要です。

本当は!

割合はそれほど高くはないそうですが、アレルギー反応が出る子供もいないとは言い切れません!

 

虫歯を予防するには?

子供がチョコレートを食べることで一番心配なのは、やはり虫歯ですよね。

基本中の基本ですが、食べた後の歯みがきをしっかりすることが一番です。

 

食後のケアにお茶やタブレット

チョコレートを食べた後にすぐ歯みがきができない場合は、お茶や水で口をゆすぐといいそうですよ。

お茶の効果

お茶に含まれるカテキンは抗菌作用があり、虫歯の原因菌ミュータンスの増殖を抑えたり、プラーク(歯垢)の付着も防ぐ効果があるそうです。

また、キシリトールのタブレットなどを食べることで予防することができます。

子供用のキシリトールタブレットもお菓子感覚で食べられるのでおすすめです。果物ではイチゴもキシリトールを多く含み、虫歯予防にいいと言われています。

キシリトールとは?
フィンランドで虫歯予防効果が認められた甘味料。口の中で酸が発生しないので歯が石灰化して強くなることが期待されています。

キシリトールのタブレットはいろいろな種類が出ていますよ。

 

 歯医者さんが作ったチョコレートで虫歯予防

実は・・・歯医者さんが作ったチョコレートがあるんです!

チョコレートに含まれるカカオポリフェノール自体には抗酸化作用があるので、虫歯予防の効果があるので、虫歯の原因になる砂糖を甘味料のキシリトールで代用することで食べながら虫歯予防できるチョコレートが誕生したのです!

しかも! 歯みがきの後に食べていいんだそうですよ! これはまさに逆転の発想ですね~。

実際にこぺままも取り寄せてみました。

その名もずばり「歯医者さんが作ったチョコレート」と、「リカルチョコレート」の2種類が届きました~♪

さっそく長女いしちゃんに「歯みがきの後に食べていいよ」とチョコレートを渡すと「???」の反応が(笑)

「はみがきしてからチョコ食べていいの?」と何度も確認しながら、一口・・・いしちゃん、にっこり♪

そしてこぺままも「本当に歯みがき後にあげていいのかしら・・・」とドキドキしながら与えました。

実際にこぺままも歯みがき後の就寝前にリカルチョコレートを食べてみましたが、口に入れた感じも、甘みも普通のチョコレートとまったく変わりません!

そして食べた後は、ものすごい罪悪感を感じました(笑)。

ですが、翌朝・・・歯がなんだかツルツルしている! これは食べ続けるといい効果がありそうだと期待しています。

まだ食べ始めたところなので、どのくらい効果が出たのかはまた報告しますね。

 

驚き! 世界の子供のチョコレート事情

子供は何歳からチョコレートを食べていいのかを調べているうちに、ふと「海外ではどうなんだろう?」と思ったので、海外のチョコレート事情を調べてみました。

すると・・・日本と違ってチョコレートを推奨していることがわかりました!!

チョコレートをあげていい6の理由

英語の育児系サイトで調べてみると、チョコレートを食べていい年齢については、日本と同じ考え方のようです。

The Mayans considered chocolate to be the ‘food of the Gods’. Chocolate is safe in moderate amounts for older toddlers but you probably shouldn’t give chocolate or any other caffeine product to toddlers under the age of 2 years.

【訳】

チョコレートは南米のマヤ族は「神の食べ物」と考えていました。

チョコレートは3歳以上の子供が適量を食べる分には安全ですが、できれば2歳までの幼児にはチョコレートやカフェインの入った食べ物は与えないでおきましょう。

参考:Effects of Chocolate on Toddlers- Why some children can’t resist Chocolates

チョコレートを食べることで考えられる健康面での影響については、日本で言われていることとほぼ同じようです。

健康面での心配

  • 肥満
  • 糖尿病
  • 多動(落ち着きがなくなる)
  • 利尿作用(トイレが多くなる)
  • 必要な栄養素を取らなくなる
  • 睡眠障害
  • 依存症

しかし、海外では健康面での心配よりも「チョコレートの良い影響」をずらりと並べて推奨しているのです!

チョコレートをあげていい6の理由

  1. Forging a bond between child and parent:ごほうびにチョコレートを上げると親子のきずなが深まる。やる気をアップさせる。
  2. Pleasing picky eaters:子供は好き嫌いが多い。果物が嫌いならチョコレートをあげましょう。
  3. Creating the post chocolate buzz:気分を高める
  4. Improving mathematical skills:フラボノールは脳を活性化させるので、数学的思考を高める(イギリスの研究)
  5. Avoiding junk food:ダークチョコレートは食物繊維やミネラルが豊富なので、チップスやフライドポテトのようなお菓子の代わりによい(=ジャンクフードを食べない)
  6. Getting Creative:想像力が高まる

 

参考:Effects of Chocolate on Toddlers- Why some children can’t resist Chocolates

なるほど・・・こうやって見ると、食文化の違いがわかりますね。欧米の方ではジャンクフードの方が体に悪いと考えるんですね~。

親子の絆を深めるというのもおもしろいですね。日本では「困ったときのチョコレート」という感じですから。

また、カカオポリフェノールに抗酸化作用があると書きましたが、抗酸化作用があるのはフラボノイドという成分です。

海外では、このフラボノイドが「体の中から健康をつくる」と考えていて、チョコレートを推奨しています。

The flavonoids present in the cocoa powder used in chocolates are similar to those found in red wines and certain fruits. As doctors suggest that a glass of red wine is good for your heart, a similar proposition can be presented for your kids in regards to chocolate.

【訳】

ココアパウダーに含まれるフラボノイドはワインや果物に含まれる物に近い。毎日1杯のワインが健康にいいと医者が提案するように、子供にはチョコレートを与えるとよい。

Chocolates for Toddlers & Kids – Benefits, Side Effects and Fun Facts

 

他にも、日本では「チョコレートを食べすぎるとニキビができる」なんて言われることがありますが、海外では「肌がきれいになり、日焼けを防ぐ」と言っています。

海外ではビターなチョコレート推し!

チョコレートを推奨している海外の育児サイトですが、チョコレートの中でも「ダークチョコレート」がいいんだそうです。

ダークチョコレートは、ビターチョコレートとも呼ばれ、カカオマスが40%以上含まれているチョコレートのことをいいます。

カカオマスが多く含まれている=「よりビターなチョコレートが健康にいい」ということになりますが、子供は苦いチョコレートはちょっと食べられないですよね。

なので、ミルクチョコレートとダークチョコレートをうまく組み合わせて食べるといいそうです。

  • ミルクチョコレート:カフェインが少ない(甘い)
  • ダークチョコレート:フラボノイドが多い(苦い)

その他の国では

「子供が世界一幸せな国」と言われるオランダでは、生後半年の離乳食が始まる頃からパンにチョコを少し塗って食べさせることがあるとか!?

オランダの食卓では毎朝のように、トーストに粒状のチョコレートをふりかけた「ハーゲルスラッハ」を食べているそうですから、なるほど~と思ってしまいます。

【気になる世界の朝ごはん】大人も子供もチョコが好き! オランダ編

ハーゲルスラッハ

出典:【気になる世界の朝ごはん】大人も子供もチョコが好き! オランダ編

 

フランスでは子供のおやつにチョコレート(しかも板チョコ!)を挟んだパンやチョコバーをあげるママがとても多いとか。フランスのチョコレートはカカオ70%以上のビター~ブラックチョコレートが普通で甘さ控えめなので、毎日食べても飽きないそうです。学校や習い事の前にもチョコレート食べて集中力を高めるんだそうです。

(参考:フランスママに学ぶ、毎日の暮らしに欠かせない「チョコレート」事情

 

まとめ

いかがでしたか? 子供がチョコレートを食べて幸せになってくれると、ママも嬉しいですよね。
やみくもに禁止するのではなく、適量を守り、虫歯や肥満の予防を心がけることで、チョコレートは子供のやる気をアップし、健康にも良い影響を与えてくれます。
チョコレートの考え方も世界では国によってさまざま。良いところをどんどん取り入れて、ハッピーなチョコレート生活を送りましょう♪という

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください